人型厨二病バトルの頂点！

シナリオ	キャラ	演出	感動	ハマり度	おすすめ度
B	A	S	B	C	B

私がディエスイレをプレイしたきっかけは、
ちょっと遡って私はグリザイアの楽園とレミニセンスという
エロゲをプレイしてたんですね。


その２本ともそこそこ良かったのですが、どこか熱量が足りてなかった。


特にレミニセンスの方はかなり消化不良で終わってしまうゲームだったので、
完全に無意識でしたが、


「もっと燃焼できるゲームがしたい！完全燃焼したい！」


こう強く感じ、熱く燃える展開が評価されている
ディエスイレに手を出すことにしました。

■ディエスイレとは？


ディエスイレには色々なバージョンが諸事情でありますが、（詳しくは調べれば出てきます）
実質、購入の選択肢にあるのは以下の２つだけです。


ディエスイレ　Acta est Fabula　（エロあり１８禁版）
ディエスイレ　Amantes amentes　（エロなし１５禁版）


この２つのどちらかをプレイすると良いでしょう。


ちなみに私はディエスイレ　Amantes amentes（エロなし）のほうをプレイしました。




普通に考えたらエロがあるバージョンのほうが良いのですが、
エロなしのバージョンにはエロがない変わりに６つの追加要素があります。



■ディエスイレAmantes amentes（エロなし版）６つ追加要素


・シナリオの加筆
・新規ルートの追加（かなり良い内容でした）
・ドラマcdのゲーム化
・公式ショートストーリー＆アフタールート
・新規BGM３曲
・新規CG


このようになかなか魅力的な追加要素が多かったので、
私は非１５禁版のほうを購入しました。



エロありの１８禁版には上記の追加要素はありません。




まあ、どちらを購入するかは、


「エロを重視するか」
「シナリオを重視するか」


その人それぞれだと思いますので、あなたにお任せします。



作風は「厨二病バトル物」




■ディエスイレ（エロなし版）のCG枚数



背景と差分を省くCG216枚。


演出ムービーも４７個など圧倒的多さ。


エロなしでこのCG枚数はめちゃくちゃ凄いです。





■プレイボリューム



正確には測っていませんが、体感的には


エロゲ1.5本分～2本分くらいのプレイ時間があったような気がするので


コストパフォーマンスは高いです。




■戦闘BGMがめちゃくちゃ良い

ディエスイレの良いところとしてBGMがかなり良いです。

戦闘系エロゲの中でも傑作級のBGMがかなり揃っています。


エロゲではないのですが、比較するなら
「魔法使いの夜」と同じくらい完成度が高いBGMが集まってます。




■ディエスイレ評価


ここからの感想はすべてAmantes amentes(エロ無し版)となります。



シナリオについてはそこそこ良かったです。


ディエスイレの一番は、やはり熱く燃える戦闘シーンですね。


ディエスイレの面白かった部分を語ろうとすると
すべてが戦闘シーンの話になってしまうほど大多数を占めます。





・そのディエスイレの最大の売りである戦闘シーン３つの特徴



■厨二病人型超人バトル


文字通り、人間VS人間の超人能力（厨二）バトルです。

能力はめちゃめちゃ強いタイプのバトルですね。


超人系が好きな人には良くて
嫌いな人は回避材料の１つって感じでしょうか。






■戦闘中かなりしゃべる


戦闘中かなりしゃべるタイプです。


私が今までプレイしてきたエロゲの中で
ぶっちぎりで戦闘中喋ります。


登場人物全員おしゃべり大好きです。



基本的に、この戦闘中しゃべるのは悪いように思えますが、


実際は、良い方向に作用したり悪い方向に作用したり


プレイしてみると一長一短って感じです。





■第三勢力の介入



これは私にとってちょっと気になる部分になります。


戦闘シーンが熱いのが基本のディエスイレですが、その決着の仕方が・・・




【例】


A「こいつにつえええｗｗｗｗ勝てんわｗｗｗｗ」


B「手加減しても余裕な俺つえーｗｗｗｗさらに俺の本気を見せたるわｗｗｗｗｗ」


C「ちょっと戦闘中邪魔するわｗｗｗｗ」


B「えｗｗｗｗ（Cに意識を向けてしまう）」


A「今だーｗｗｗｗ」


B「ぐはーｗｗｗやーらーれーたーｗｗｗｗｗ」



このパターン多すぎ。　　（あくまで一例です）



第３勢力の介入により決着するのは良いが、あまりにワンパターンがすぎる。


体感的にこのパターンの戦闘シーンが半分以上あるように感じるほど多い。


正直萎えポイント。




ディエスイレをクリアした今、思い出してみると、


「ここは燃えたな～」


と良い思い出が数多く浮かんできます。


自分が良かったなと思えるシーンが多いのは超良作の証。




ですがしかし、実際にリアルタイムでプレイ中の時は、

戦闘中は燃えても、
決着のパターンの半数が同じパターンすぎて、
そこに不満を持っていました。



ディエスイレを最高評価している人にとって


戦闘シーンの終わり方については、

やはり気にならなかったのだろうか。



私にとっても別に第三勢力によって戦闘が決着するのは悪いとは思っていません。


ですが、あまりにそのパターンが多すぎる。

ここがディエスイレをプレイしていて大きな欠点に感じたところです。



ただ・・・・・・



ただ、このゲームの恐ろしいところは

この欠点を踏まえても人型中二病バトルゲーとして押しも押されぬ

傑作と思えるくらいの熱さがあるところです。



上記に上げたような、燃えゲーとしてどうなんだと思われるほどの欠点を抱えながらも
A（非常に良い）の評価にするか迷ったほどの熱さ。


燃えゲーの中でも間違いなくトップクラスです。




■ディエスイレ感想

私が今まで見てきた全創作の中で一番中二病でしたｗ


厨二病患者の人ならエロゲ初心者～上級者まで
存分に中二病シナリオを楽しめると思います。



まあ、もうちょっと戦闘シーンの終わりが、
なんとかされていたらS評価にしたかも？
ってレベルの作品でしたね。


個人的に惜しい作品でした。


買ったことは後悔していませんけどね！


それだけかなりの燃え上がりっぷりでした。





ディエスイレを私にとって一言で語るなら、




燃えるけど、決着のさせ方が下手なゲーム。




そんな感じでした。



ここまで読んで気になった人は買ってみても良いと思います。


まあ、ちょっと萎えさせるような事書いた
私が言うのもあれですけどね（笑


ここまで書かれてまで興味を持つっていう人は
なかなかいないですからね。


なんだかんだ言って他の人型バトルゲーと比べても
クオリティが段違いです。


人型バトルとして一番燃えたのも事実ですので、
そこだけわかってて欲しいなと思います。



あっ、ちなみに人型でなくても良いというなら
装甲悪鬼村正がおすすめです（＾＾）




■追記

エロあり版かエロなし版かで迷っている人がいるのであれば、


やはり追加要素がかなり多くて良いので。


エロなし版をおすすめします。





エロなしバージョンはこちら





エロありバージョンはこちら

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