ツイート

　　　　　　　　　「暗い作品がやりたいんだけどおすすめは何？」

　　　　　　　　　と聞かれたら間違いなくコレ！


　　　　　　　




装甲悪鬼村正OP

■正直、最初はそんなにはやりたくなかった、装甲悪鬼村正をプレイしたきっかけ



私はその当時、プレイするエロゲに物足りなさを感じていました。



「そこそこ面白いエロゲはやりすぎて飽きてきた。

なんかもっと突き抜けて面白いエロゲがやりたい」



と思っていました。



しかし、それこそ私が「良さそうだな～」
と、思えるエロゲは大概プレイし終えていました。



そこで、仕方がなく私はずっと避け続けていた名作・傑作と
呼ばれている作品をプレイする事にしました。

そして、そんな消去法みたいな感じで選んだのが
この装甲悪鬼村正です。



数多くあるエロゲの中でこの装甲悪鬼村正を
選んだ理由は単純に、


「ネットで偶然見た画像が、縦書のテキストでかっこ良かったから」






です。



以前からこの装甲悪鬼村正が、名作扱いされていたのは
ネットで知っていました。


これは多くの人に素晴らしい作品だと、
支持されていることも知っていましたが・・・


なんとなくとっつきにくそう


という食わず嫌いな理由で、プレイをずっと後回しにしていました。


正直言ってこれを買った時も、「まぁ、しょうがないから買うか・・・」みたいな感じでした。



実際に、買うときは結構勇気入りました。



装甲悪鬼村正の公式サイトを一度見てみてください。

生半可なエロゲプレイヤーは、切って捨てるという
雰囲気が尋常ではありません。

装甲悪鬼村正公式サイトはこちら



そんな物騒な雰囲気の装甲悪鬼村正ですが、
先ほど言った通り名作と呼ばれているエロゲは大体消費してました。

「突き抜けて面白いゲームをやりたいし、仕方ない！」

と、あまり乗り気でない感じでこの装甲悪鬼村正を手に取り起動しました




しかし、最初のタイトル画面を見たとき思わず「おお！！！」と思いました






この画像一枚では伝わらないのですが、
禍々しいBGMとSE、エフェクトで雰囲気が出まくっています。




「なんだなんだ？結構良さげじゃないか・・・」

と、タイトル画面である程度テンションが回復したので、早速プレイ。





・テキスト

・背景

・BGM

・演出

すべて和風を意識して作られているのが

当時の私でもすぐに分かりました。


独特の雰囲気です。

私の購入理由である、縦書のテキストも硬派な雰囲気を出すのに一役買っています。

当時の私は「良い雰囲気してるなあ」と開始１０分程度で感じました。




■プレイしていて体感した事


その後、プロローグでの強烈な展開で
装甲悪鬼村正の世界観に一気に引きこまれました。


どう強烈だったのかは、ネタバレなので具体的に言えないのが残念ですが、
プレイ中思わず、「ヒエッ、まじかよ・・・」っとビックリしてしまいました。



プレイ前は今までプレイしてきたエロゲの実体験を元に、
勝手な予想で


「こういうのって面白くなるまでに時間がかかるんだろうな～」

とか

「世界観に入り込むのは多少苦労するんだろうな」


なんて思っていました。



でも実際はまったく違いました。


ゲーム開始たったの３０分で
村正の世界に、引きづりこまれました。

その後も先の展開が気になり、プレイ前の渋りっぷりからは
考えられないくらいスムーズにプレイ。



その後、１章２章とクリアしたところまでは、

「まあまあ面白いな～」

程度のテンションだったのですが、
そこから章が進むごとに面白くなっていき、


最後にプレイできるようになる最終ルートは、
今までやってきたエロゲの中で断トツで最高の面白さでした。

他の個別ルートも、名作のメインルート並の出来。




特に終盤の展開はもう素晴らしいの一言。

ネタバレになるので言えないのですが、私がそのシーンを見た時、
思わずPCの前で、まぬけにポカンと口あけて、

「これはすごい！これはすげえ・・・いや、これは本当にすごい・・・」

っと、すごすぎてただただ口をあけて
そのシーンを見ていました。



序盤の強烈な引きに、インパクトのある展開。


暗い雰囲気の作品としては別格な凄さを
この装甲悪鬼村正から感じました。


プレイした後、思い出補正が必ずや入っているであろう、
過去のプレイしたエロゲを抑えて、

「文句なしでこの作品が１番だ！」

と、思い出補正ゼロの、クリア直後で確信しました。



もちろんプレイから期間が経って冷静になっている今でも、一番の作品です。



正直な話し、もしかしたらあなたに装甲悪鬼村正は合わないのかもしれません。



しかしそんな事は、他のエロゲをプレイするときも同じ条件です。



無難な作品を選んでも、ハズレを引くことは普通にあります。



ならば、私が一番信じられて、
一番おすすめできる作品を、これから紹介しようと思っています。



確かに、装甲悪鬼村正のHPを見たり、前情報を見たりすると、

かつての私のように、



「とっつきづらそう・・・なんだか暗いばっかりで楽しさに欠けそう・・・」
と、思うかもしれません。



その気持ちは本当によく分かります。



しかし、それは誤解です。

私が実際にプレイしたところ、とっつきづらいどころか
序盤の引きが強くて、エンタメ性が高い。

ユーザーを楽しませる事をしっかりと意識した作りになっています。



・・・いや、あんなにとっつきにくい作品ばかり作ってしまう
ニトロプラスさんにも責任はあると思うんですけどね（笑）



　　　　　　　　　　　　　　あなたがシナリオ系、ダーク系の作品が好きであれば、
　　　　　　　　　私のようにぶっりぎりのNo.1作品になるポテンシャルは十二分にある作品です。



シナリオゲーが好きで、
暗い作品を好む人に絶対的におすすめできる作品です。






■装甲悪鬼村正特徴


キャラクターの魅力は私が今まで見てきた中で断トツのNo.1

これ１本でエロゲ３本分ある圧倒的ボリュームと優れたコストパフォーマンス

その大ボリュームの1/4が力の入りまくった戦闘シーン

映画スクリーンのように美しく動く３Dムービー

インパクトのある衝撃的展開は業界超最高峰

作品の和風な雰囲気に合わせ、抑えの利かしたBGM

独特で完成度はこれ以上に望めないくらい高い世界観は間違いなくトップクラス

２周目も素晴らしく楽しめる綿密な作り

意外と笑い要素も声を出して笑ってしまうところあり

CGの枚数はなんと差分入れずに１９３枚！
背景枚数１５６枚、CG差分含む合計で６００枚以上

ニトロプラス１０周年にふさわしい作品にすべく、

５年もかけて作られた制作スタッフ渾身の結晶





■装甲悪鬼村正に向いている人

・暗い・シリアスな作品が大好きな人、求めている人
・大きな衝撃と感動を求めている人
・重厚なシナリオが好きな人、求めている人

この３つどれか当てはまれば、
あなたにとってずーっと記憶に残る作品になる可能性十分にありです。



■装甲悪鬼村正に向いていない人

・暗い・シリアスな作品が嫌い、求めてない
・テキストを読むのが苦手
・陵辱シーンは許せない人

※陵辱シーンはメインヒロインにはありません。
サブキャラだけに陵辱シーンが存在します。

陵辱好きの方は残念。







■装甲悪鬼村正欠点

装甲悪鬼村正は私が大好きで、とてもおすすめしたいのは事実なのですが、

やはりデメリット・悪い点というのはどの作品にもあり、

装甲悪鬼村正もその例に漏れることなくしかと存在しています。



というわけで装甲悪鬼村正のデメリットを考えつく限りお伝えしたいと思います。



・厨二病な部分あり。
悪いところかどうかは微妙ですが、
苦手な人はスルーが無難でしょう。



・テンポの良さはあまりない
装甲悪鬼村正はテンポよく進むというよりは
ためてためてドーン！みたいなスタイルです。

テンポの良さは確かにないのですが溜めがある分、
テンポの良いゲームにはなかなかにない衝撃がありますので一長一短かなと思います。



・システム動作が遅い
システムの動作が他のエロゲに比べて遅い傾向にあります。



こんなところでしょうか。
装甲悪鬼村正のデメリットを思いつく限り書いてみました。

装甲悪鬼村正のデメリット部分を書いて行きましたが、
装甲悪鬼村正はこれらのデメリット部分を踏まえた上で、
物凄く私が好きなのをわかって欲しいと思います。



これらの悪い部分におじけづいてプレイを
かなり後回しにしていた私が言うのもアレですけどね。






■全体的な感想

これは本当におすすめです。

「このゲームは何回この俺のテンションをMAXにするんだ」と思うほどに、とにかく心を奪われました。


傑作と呼ばれているエロゲーには必ずと言って良いほど、
素晴らしい高スコアな、盛り上がりどころが１～２つありますよね？

その傑作でも少ない高スコアの盛り上がりを装甲悪鬼村正は何発も撃ってくる。

そんな作品に心を動かされないはずがなかったです。



素晴らしい戦闘シーンになると、
読んでいるだけなのに疲れてくるほどの緊張感。

見ているだけでこっちが疲れてくる戦闘シーンはこの時が初めてでした。


これほど、私のエロゲ史に衝撃を与えた作品はありません。


シリアス系のエロゲが好きな人は、気持ちはわかりますが、
勇気を持ってプレイして欲しいと心から思っています。



世の中絶対なんてないですが、少なくともシナリオ重視エロゲ愛好者にとって

エロゲを楽しむための最高の作品だと信じています。



■追伸

私がもし、

「これからお前はエロゲを１本しかプレイできない、どのエロゲーを選ぶか決めろと言われたら、
即決でこの装甲悪鬼村正を選びます。



装甲悪鬼村正の物語が終わりに近づいて入った時に
本気で「もう終わってしまうのか・・・」と思いました。


毎日プレイしていたのにも関わらず、
クリアまで１ヶ月以上掛かったほどのボリュームがあるのにも関わらずです。


名作にとってプレイ時間が長いとは最大の長所にすぎませんね。


やはりお気に入りの作品を見つけるとはこういう事なんだと思います。

是非みなさんにも私の気持ちを共有していただきたいなと素直に感じています。



装甲悪鬼村正 通常版はこちらをクリック！





限定版のパッケージはなんと木箱！
見本画像がありませんが、商品詳細に「特性木箱仕様」と書いています。
装甲悪鬼村正 限定版はこちらをクリック！

関連記事

• 沙耶の唄の感想レビュー！ (2011/09/20)
• 恋騎士Purely☆Kiss　レビュー (2011/10/10)
• 装甲悪鬼村正　レビュー (2011/11/20)
• 装甲悪鬼村正邪念編のレビュー (2011/12/06)
• あまり良くなかったエロゲー一覧 (2012/01/19)