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エロゲが売れなくなった本当の理由
アダルトゲーム市場売上
2010年 261億
2011年 243億
2012年 220億
何か他に市場全体の売上を知れる資料があればお願いしますm(__)m
エロゲー全盛期は大体2000年前後。
そこからPCの普及でどんどんユーザー数が増えているのにも関わらず、市場が縮小している。
その理由によく、割れや中古、品質の低下などが挙げられるがあまり関係ない。
割れ対策をしても大して効果がないのはCDで実証済。
中古なんてずっと昔からあった。
品質うんぬんというなら『豊作』と言われた2011年、市場の売上は回復していない。
これはなぜか?
なぜネットをするためにPCを持つ層が昔より圧倒的に増えたのに売上が減少しているのか?
それはネットが普及するにつれ、エロゲのライバルも圧倒的に多くなったから。
ネットゲーム、ライトノベル、youtube、ニコニコ動画、まとめサイト、アニメ、ソーシャルゲーム、SNS
↑エロゲには関係なさそうなのも混ざっているがこれらすべてエロゲと関係がある
エロゲユーザーがこれらに時間を割くことによって1人あたりのエロゲの消費量が減っている。
エロゲユーザー数や知名度は昔よりも断然高いにも関わらず、
売上が下がっている理由はここにある。
そう、2000年くらいを境に右肩上がりでライバルが多く強力になっている。
つまり、2000年前後が一番エロゲのライバルが少なかった。
だから売れたといえる。
それがどんどんネットゲームの流行。
ニコニコ動画やyoutueが流行り、まとめサイト、SNS、ソーシャルゲームなども流行。
このようにエロゲのライバルというのは年々右肩上りに増えていっている。
だから年々市場が右肩下がりになっていく。
今現在では艦コレというソーシャルゲームが流行っているが、
これはエロゲのライバルではないと思っているのなら大間違い。
エロゲユーザーといえど、「エロゲばかりプレイして過ごしているわけではない」
「艦コレっていうのが流行っているのか、一度試しにやってみっか」
こう思ってプレイしたエロゲプレイヤーがいればいるだけ、
エロゲの消費量は減っていく。
そしたら、もちろんエロゲの売上は下がる。
この、
「エロゲだけじゃなく○○にも手を出してみるか」
↓
結果、エロゲユーザー1人当たりのプレイ時間が減少し、もちろん売上は下がる
↓
「○○やってみたけど面白いな、ついついやってしまうわー」
↓
また売上が下がる
↓
「評判となって口コミで流行になり、
その結果、エロゲユーザーの何割かが興味を持ちプレイする」
↓
次はもっと売上が下がる
このサイクルが毎年行われているのです。
だからエロゲの売上右肩下がりに終止符を打つことができない。
よくアニメやライトノベル、ネットゲームの景気良い話を聞いて、
「なんでオタクコンテンツが上がってきているのにエロゲは下がっていっているんだ?」
と、言われますが、そんなのはむしろ当たり前と言えます。
エロゲユーザーの何割かがアニメ、ラノベ、ネトゲに流れているわけですから。
エロゲとは競合しないと考えられている娯楽は実はライバルなのです。
なんなら『野球だってエロゲのライバル』です。
なぜなら、もし野球がこの世になくなったら、
私が今まで野球に費やしてきた時間と金を、エロゲに割く
ようになるからです。
そして、私のように野球が好きで尚且つエロゲが好きな人間なんて
探したら結構います。
なので、野球という一見エロゲとは関係ないようなライバルがいなくなったり弱くなったりすれば、エロゲの景気は少し回復します。
エロゲユーザー1人当たりのエロゲ消費量が増加しますから。
逆に野球が強くなれば、エロゲユーザーが野球に時間を割くようになり、
その結果、1人当たりのエロゲ消費量が少なくなりエロゲの売上は減少します。
P.S.
最近ではAV女優がめちゃくちゃ可愛くなっていますよね。
これも実はエロゲの強力なライバル誕生と言えるわけです。
ちなみに風俗の強力なライバルと言えばやはりTENGAですかね(笑
■まとめ
・エロゲとはまったく関係ないように思えるような物も、実はライバル関係にある
・エロゲ不況の主な原因はライバルとの競争が激化したため
・そのライバルは年々増え、強力になって今後も競争が激しくなっていく
・中古、割れ、品質はエロゲ不況の1因かもしれないが、主因ではない
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